1949-09-16 第5回国会 衆議院 建設委員会 第29号
物價が上つている、補給金の撤廃によつて肯定價格が上つている。インフレは高進しているんだという考えを持つている。現在の一箇月というものは過去の一年、二年はた十年にも匹敵するというようなものだ。インフレが非常に過度に高進したときに比べて、現在はほとんどディス・インフレとは言いながらデフレ傾向に急速に向つている。
物價が上つている、補給金の撤廃によつて肯定價格が上つている。インフレは高進しているんだという考えを持つている。現在の一箇月というものは過去の一年、二年はた十年にも匹敵するというようなものだ。インフレが非常に過度に高進したときに比べて、現在はほとんどディス・インフレとは言いながらデフレ傾向に急速に向つている。
それから次に企業資本の問題について御質問がございましたのでありますが、これは價格差益納付金は、肯定價格の改訂の際に手持商品について生ずる値上り差額の一部を、國庫に納付させるという方針でございますが、最近の公定價格の改訂は、統制経済の下におきまして物價政策上の必要から國が行うものでございまして、その際発生する差益は、いわば國の行政行為によつて受ける反射的な利益である、かような観点からこれを國が徴収することは